理念・あゆみ

理念

ひまわりの家は、めざします!

  • 1992年1月、三宅小学校の中に、先生たちによって作られた作業所としてスタートしました
  • 障害者を地域から排除して施設に追いやる「福祉」に反対し、地域でともに生きていくことをめざしています
  • 自立のイメージ
    • 仲間とのつながりに基づいて、適切な援助を得つつ、自分の意思と力で自分の人生の可能性にチャレンジしていくこと
      *まわりの人に決められるものではない
    • 社会の中で位置と役割をもって生きること
      「いつも世話をされている人生は楽しくない」
      「みんなの為に役立ちたい」
  • 自立へのパワーはどこから生まれるか?
    • 一番大切なこと=仲間とのつながり。仲間との関係を通した自立
    • 安心と自信
    • 「外」に向かっていく経験とスキル・人と付き合う技

あゆみ

「ひまわりの家」ができる前の始まりの話

1989年の頃、三宅小学校に4つの障害児学級があり、5人の子どもたちがいた。
陶山先生が「子どもたちが学校を卒業した時に、行くことのできる場所をつくりたい。」と言い出したことがきっかけとなって、ひまわりの家を作るための活動が始まった。
一番はじめに視察に行ったのは、神戸にある「えんぴつの家」だった。そこで、さをり織りのことも知った。三宅小学校のPTAも協力的で、大阪豊能の障害者労働センターも行った。奈良市の大柳生牧場にも行って学んだ。今もしている七味フーズの商品やカレンダーの販売は、このころから始めている。
小学校のプレハブを借りて、毎週数日だけ地域の障害者が集まって、内職をしたり、おしゃべりをしたりすることを始めたのは、それから数年後だった。夏には、バーベキュー、冬には餅つきもやった。バザーも大変だったけど楽しい思い出の一つ。近くの畑をお借りしてサツマイモを植えたりもした。

ひまわりの家理事 福嶋明美

1990年 4月「ひまわりの家」をつくろう会(準備会)活動開始。
会員募集、ラーメン販売
1992年 1月先生たちの発案で三宅小学校のプレハブで「ひまわりの家」(仮)作業所オープン。火曜日、土曜日の活動
1993年 4月県から補助金を受け福祉作業所に移行。週5日の活動、引き続き三宅小学校で
1995年1月の阪神大震災を受けて、安全確保のため三宅町老人福祉センター内へ移転
1999年 2月「ひまわりの家」をつくろう会 臨時総会
社会福祉法人設立を決定
2000年 9月社会福祉法人ひまわり設立認可
2001年 4月30人の仲間で、知的障がい者授産施設施設(通所)ひまわりの家がスタート
2002年10月グループホーム2ヵ所開設
2003年 4月ホームヘルプ事業開始
2003年 8月「ほどらいこ」開設
2004年 4月グループホーム2ヵ所開設
2006年 7月奈良県より総合相談体制整備事業を受託
グループホーム1ヶ所開設
2007年 4月就業・生活支援センターたいよう に相談員出向
2007年 9月グループホーム1ヵ所開設
2008年 4月三宅町障がい者相談支援事業を受託
2010年 7月グループホーム1ヵ所開設
2010年11月生活介護ひまわりの家に移行(30名)
2011年 4月グループホーム2ヶ所開設
2011年10月県住グループホーム2ヶ所開設
2012年 4月新館七彩屋オープン(事業所内 保育施設・ひまわりのたね開設)
グループホーム現在10ケ所