あゆみ
「ひまわりの家」ができる前の始まりの話
1989年の頃、三宅小学校に4つの障害児学級があり、5人の子どもたちがいた。
陶山先生が「子どもたちが学校を卒業した時に、行くことのできる場所をつくりたい。」と言い出したことがきっかけとなって、ひまわりの家を作るための活動が始まった。
一番はじめに視察に行ったのは、神戸にある「えんぴつの家」だった。そこで、さをり織りのことも知った。三宅小学校のPTAも協力的で、大阪豊能の障害者労働センターも行った。奈良市の大柳生牧場にも行って学んだ。今もしている七味フーズの商品やカレンダーの販売は、このころから始めている。
小学校のプレハブを借りて、毎週数日だけ地域の障害者が集まって、内職をしたり、おしゃべりをしたりすることを始めたのは、それから数年後だった。夏には、バーベキュー、冬には餅つきもやった。バザーも大変だったけど楽しい思い出の一つ。近くの畑をお借りしてサツマイモを植えたりもした。
ひまわりを支える会 福嶋明美
「ひまわりの家」をつくろう会(準備会)活動開始
会員募集、ラーメン販売
先生たちの発案で三宅小学校のプレハブで「ひまわりの家」(仮)作業所オープン(火曜日・土曜日の活動)
県から補助金を受け福祉作業所に移行(週5日の活動、引き続き三宅小学校で)
1月の阪神大震災を受けて、安全確保のため三宅町老人福祉センター内へ移転
「ひまわりの家」をつくろう会 臨時総会
社会福祉法人設立を決定
社会福祉法人ひまわり設立認可
30人の仲間で、知的障がい者授産施設(通所)ひまわりの家がスタート
グループホーム2ヵ所開設
ホームヘルプ事業開始
ほどらいこ開設
グループホーム2ヵ所開設
奈良県より総合相談体制整備事業を受託
グループホーム1ヵ所開設
就業・生活支援センターたいよう に相談員出向
グループホーム1ヵ所開設
グループホーム1ヵ所開設
生活介護ひまわりの家に移行(30名)
県住グループホーム(2室)開設
グループホーム2ヵ所開設
新館 七彩屋オープン(事業所内保育施設 ひまわりのたね開設)
学童保育クラブ開始(三宅町より委託。2021年3月 委託終了)
自立訓練(生活訓練型)おーくん開設
わかば新施設ヘ移転(農福連携事業本格化)